カスタマーサポート(よくある質問)
お客様よりいただくご質問をご紹介いたします。
※解決できない場合、修理の場合は、ページ最下部をご覧ください。
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DXシリーズ(PET・PP共通) Q&A
- 電源が入らない(電源ランプ不点灯)
- 電源プラグ、コンセント、ブレーカーを確認してください。
- 電源ランプは点灯するが、モーターだけが回らない。
非常停止ボタンが作動していませんか?右回りに回すと解除されます。
作動してない場合はQ3をご参照ください。
- 電源ランプは点灯するが、ヒーター、ファン、モーターのいずれかが動かない。
- ヒューズ切れの可能性があります。本体挿入口に向かって右側の、電源コード付け根後方にヒューズホルダーが3個あり、上からFAN(ファン)、THERMO(ヒーター)、MOTOR(モーター)用です。該当するものを新品と交換してみて下さい。容量はモーターが2A、以外は1Aのガラス管ヒューズです。
- 仕上がりがトタン状に波打つ、またはクレーター状にデコボコしている。
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温度設定が高過ぎる、または搬送速度が遅すぎる可能性があります。温度計の表示を確認のうえ、ラミネートロールの設定温度を10℃位下げるか、搬送速度を上げて、サンプルテストしてみてください。
機械起動直後はヒーターのオーバーラン現象により、設定温度以上に過熱する傾向がありますので、その場合は20分程度時間を置くと、温度は設定温度に下がり安定します。フイルム、メディアの適温は、種類により異なりますので、弊社宛お問合せください。
- 仕上がりが白っぽく曇ったり、黒い部分のヌケが悪い。
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温度設定が低過ぎるまたは搬送速度が速すぎる可能性があります。プリヒートロール、ラミネートロール各々の設定を5~10℃上げるか、搬送速度を下げて、サンプルテストしてください。
- メディアにシワが入る。
- 薄紙や、新聞紙のように折り目が入っている紙はシワになりやすいため、挿入板のガイドに頼らず、メディアを左右に押し広げるようにして挿入してください。
- 加工したものが上に反る、または下に反る。
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反る方のブレーキが強く、引っ張られているために起きる現象です。反る側のブレーキを弱めるか、反対側のブレーキを強くしてください。ただし、ブレーキの強さは片手で力を入れて回る程度を限度にしてください。
- フイルムにシワが入る。
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1.フイルムが斜めに装着されている。→ フイルムを正しくセットし直してください。
2.ブレーキが弱い→上下均等にブレーキを強めて下さい。
3.フイルム受け爪の向きが逆(上下フイルム軸の取り違え)
→ フイルム受け爪の正しい向きは、フイルム回転方向逆向きです。
- 製品が汚れているように見える、横方向に縞模様が入る。
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汚れの部分をエタノール等で拭いてみて、落ちるようであれば機械のゴムローラーの汚れです。
ヒートロール、ラミネートロールをトーラミロールクリーナーで清掃してください。これらの汚れの大半は、フイルムの熱可塑性樹脂ですので、ロールを80℃位に暖め軟らかくして作業するとやりやすくなりますが、必ず耐熱手袋等で手を保護して行ってください。
- DXシリーズ ブレーキ清掃方法はどのようにしたらよいですか。
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PDFファイルをご参照ください。
PDFファイルはこちら
PETフイルム Q&A
- 片面加工は可能ですか?
- 薄手フイルムに限り、印画紙程度の厚みがあれば、アンダーフイルムを使用することによって可能ですが、多少フイルム側にカールすることがあります。
- 上下でフイルム厚を変えたい。
- 可能です。ただし、フイルムの組合せによりカールすることがあります。
PPフイルム Q&A
- PPフイルムが縮む、進行方向左右が内側に湾曲したり、シワっぽくなる。
- 熱が高く、フイルムが収縮していると思われます。PPフイルムの適正温度は、スタンダード、スーパーで100~110℃、ウルトラで110~120℃未満です。
- オンデマンド印刷にPP加工すると接着が弱く、剥がれやすい。
- トナー式カラーオンデマンドプリンターは、トナーに裏写り防止用のワックスを内包していることが多いためインクによる印刷よりも接着しづらい傾向にあります。レギュラー、スーパーで接着が甘いと感じられるときは、接着樹脂が違うウルトラのご使用をお薦めします。
- 片面加工した製品がカールする。
- 1. ブレーキがかかっていませんか?→片面の場合はブレーキは締めずに加工してください。
- 2. 用紙が薄い→フイルムと用紙の表面張力の差により、紙がフイルムに引っ張られています。残念ながら用紙を厚くして頂くか、両面加工しか手段はありません。なお当社ではPP片面貼りには、用紙厚135kg以上を推奨しています。
- 3. 紙の目とフイルムの目の向きが一致してしまっている。→フイルムの目は、ロール軸と平行です。従って紙目は進行方向平行になるよう選択してください。ただし、180kg厚程度の用紙ですと、紙の張力が強いためそれほど目立たなくなります。
- 4. TAFシステム/PLS/RSL等カール防止装置付きの機械は、装置の設定を強めにしてみてください。